秋の花咲く 比婆山、吾妻山~その2

休暇村 吾妻山ロッジ に1泊し、翌朝9時過ぎに比婆山古道登山口まで

送迎バスで送ってくれる。立派すぎる標識の立つ登山口は標高約800mなので、

あと400mほどの登りだ。

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伊邪那美命がひじき岩で火の神様を出産し、火よけの穴に入っていた伊邪那岐命

が伊邪那美命のやけど姿を見て、びっくりして大きな岩を飛び越えて吾妻山に

行った と伝えられる「飛越岩(とびこいわ)」。2/3ほど登ったあたりか。

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1時間ほどで、御陵頂上の西側に出ると、命神社の小さな祠が立っている。

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さらに、烏帽子の形のこの岩は、たたくと低く響く音がすることから、太鼓岩

と呼ばれているそうな。

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産子岩。名の通り、今にも赤子を産み落とさんとする子宮の形か。

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先へ進めば、烏帽子山~御陵の稜線に出るので、御陵に回る。

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付近には、イチイの巨木がある。

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そのまま、烏帽子山に向かってもよいのだが、少し池ノ段方面に進み、県民の

森センター方向へ左折して、稜線からすぐ東下の道を烏帽子山へ向かう。

またまたラッキーにも、アサギマダラがサラシナショウマで吸蜜中。

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ヤマハッカ。アキチョウジより筒が短く、色も少し薄い。

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比婆山はブナの自然林が広範囲にあるが、特にこの稜線下の道沿いに見事な

ブナ巨木林がある。最高に心地よい登山道だ。

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烏帽子山で、少し早い昼食をとり、雲が多く展望もよくないので、大膳原から

吾妻山に向かう。日本海側の雲行きも、少し怪しくなってきた。

サイヨウシャジン、ツルリンドウ。

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しばらく視界の利かない林の下りを歩いて、大膳原に着く頃には、今にも降り

そうに雲が湧き出てきた。さっきまでいた御陵、烏帽子山は雲に隠れ、立烏帽子

から池ノ段にかけてが見えるだけ。

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吾妻山へ急ぐが、途中でとうとう降りだした。2日間とも晴れの予定だったが。

アカモノ、ホソバノヤマハハコ。

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山頂に着くと、少しは小降りになったが、視界はゼロ。


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山頂付近にも、イヨフウロ、キンミズヒキなどの花が多い。

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足元の花々を見ながら、ゆっくり下山する。シロヨメナの群生。

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半分ほど降りてきたら、ガスが切れ、吾妻山ロッジが見えてきた。

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ツルニンジン、イブキトラノオ。

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草原まで下りてきた。アザミの仲間、ウツボグサ、アカバナ。

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重複を避けたので、花の紹介数は少なくなったが、池ノ段よりも 吾妻山から

ロッジ周辺の方が多いかも知れない。イヨフウロ、ウメバチソウ、

サイヨウシャジン、マツムシソウ、アケボノソウ、などが多数咲いている。

特に、マツムシソウの広い群生地には驚かされた。素晴らしい!

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多くの花々に会えて、天然ブナ林と神話の世界を満喫できた山行であった。

期待していた吾妻山からの展望はおあずけとなったが、また来るとしよう。


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この記事へのコメント

2019年09月21日 23:44
こんばんは。
アサギマダラがサラシナショウマで蜜を吸う姿いいですね。
良く似合います。
比婆山・・・初めて聞いた名前ですが、
面白い名前ですよね。
今日もお花楽しませていただきました。
赤兵衛
2019年09月23日 10:34
♪ろこさん、コメントありがとうございます。
比婆山は、古事記にも登場する伝説と信仰の山であり、70年代に山麓で目撃された謎の大型類人猿をヒバゴンと名付けてブームになったりと、中国地方では割と有名な山です。1200~1300mの標高ですが、ブナの純林やイチイ、多くの山野草などで大変魅力的な山です。
吾妻山には初めて登りましたが、ここもたくさんの花に癒されました。